✨首、肩、背中の痛み・痺れが良くなって

         普通に生活できるようになった!

男性(当時30歳) 初診2月11日

 

主訴

首・肩・背中の痛み、痺れ

 

この方は肉体労働をしていて

身体を痛めてしまいました。

 

酷い痛みの為、仕事は出来ず、痛み止めを

飲んでいました。

 

首を動かすとビリッと電気が走るという症状も出ていました。

 

過去に整形外科、接骨院、東洋医学系の治療院など渡り歩きましたが良くならず、

私のところにたどり着かれました。

 

 初診時に触診すると、首から肩、背中、それと左腕が異常に硬くなっていました。

更に、首・肩は鈍感になっていてマヒ気味になっていました。

 

それらを中心に、全身治療を施しました。

 

 

治療について、

 

ご本人の感覚では、

「ジンジンして血流が良くなっている感じがする」

「今まで受けて来た治療とは全然違う!!」

と思ったようです。

 

それで、熱心に通われることになりました。

 

治療頻度は、

 

🌸週3回からスタート。

🌸4月から週2回に減らす。

 

 

治療を続けていくと、

 

●麻痺していたところの感覚が戻ってくる。

●首の筋肉に柔軟性が出てきて。

●普通に生活していると夕方くらいから首の重ダルさを感じていたのが、

 無くなってくる。

●首を捻っても痺れが出なくなって来る。

●左指が冷たかったのが、温かくなって来る。

 

などの変化が出てきました。

 

慢性化が酷いと、治療しても戻りが早いのですが、

それでも、少しずつでも良くなって来ているのを希望に継続して通われました。

 

 

🌸8月で治療は終了(回数は54回)。

 

その後、無事に社会復帰も出来たようです。

 

お医者さんからは「治らない」と言われた症状でも良くなるということですね。

 

この方は決心して頻繁に通われたことも大きいです。

症状が酷いほど治りにくいですし、一時的に良くなっても戻りやすいのです(慢性化)が、そんな中でもこの方は良くなっている事に目を向けて、それを希望に継続されました。

 

「もうここまで良くなっている」

と捉えるのか、

「まだここまでしか良くなっていない」

と捉えるのかで、

 

同じ状況でも心の状態が全然違いますね。

 

良くなる方はこの患者さんのように、

良いとこ探しが得意だったり、

感謝の気持ちが強かったりします。

 

この心の在り方が、結果に大きく影響するのですね。

 

✨首の痛み、痺れも、筋肉の硬化が原因です!

 首の症状と言うと「頸椎症」とか「椎間板症」「頸椎ヘルニア」とか

診断されることがありますが、

実は、

 

首周りや肩などの筋肉(上図の緑枠内)が硬化していることが原因

 

のことが多いです。

 

他の部位の症状と同じく、筋硬化が血管や神経を圧迫して痛みや痺れを起こしている。

ですから、筋肉を緩めてやれば、血流が改善し、神経の圧迫も取れ、症状が改善する。

 

これは理屈ではなく、治療していて実際に起こることです。

 

現代医学では筋肉は診ませんから。

 

これが大きな盲点となっているのですね。