✨①腰痛歴30年。まったく前屈出来なかった方が、       

          地面に手が着くようになった‼

女性(当時52歳)

 

主訴 腰の痛み、重だるさ

   あごの痛み

 

この方は腰痛歴30年で、

当時は腰が常に重だるく、前屈も

全くできない状態でした。

 

あごも痛くて開けられず、モノを噛むことが辛いようでした。

 

 

初診時、触診をすると。

 

●腰回りから臀部にかけて筋硬化がある。

●背中から首にかけても硬い。

●あごの筋肉も硬くなっている。

 

🌸1回目(9/14)腰、臀部、背中、首、あごの治療をする。

                    腰の反応は良いみたいだ。

🌸3回目  前屈が少し出来るようになる。

    あごも少し開くようになる。

🌸4回目 気になる場所が腰から臀部に移る。

    腰の状態が良くなってきたからだと思う。

🌸8回目 前屈時に手が地面に着くようになった。

🌸9回目 更に手が着くようになった。

🌸11回目(2/18)  腰、あご、共に楽になる。

 

モノを噛むことが出来るようになり、

前屈も出来るようになり、

とても喜んでいただきました。

 

✨腰痛の原因は筋肉の硬化です!!

この方は腰痛としては重症に入ると思います。

 

と言うのは、背中側の筋肉(脊柱起立筋、腰方形筋)

臀部の筋肉を緩めるだけでは思った以上に変化が出なかったのです。

 

それで腰部を背中側や横側から押すのではなく、少しですが、

お腹側から背中側に向けて触っていたところ、異常に硬いところに当たったのです

(大腰筋なのかな)。

 

これかな?

と思って治療して行くと、どんどん状態が良くなり、

前屈も出来るようになって行ったのです。

 

これには私もとても勉強になりました。

 

これ以降、重たい腰痛の患者さんには、その方向に押してみる、

と言うことをしています。

そして、そこの治療をすると、やはり症状が改善するのです。

 

 

いずれにしろ、腰の症状は色々言われますが、筋肉が硬くなって痛みが出てることが

多いようです。

 

筋肉を緩めて行けば、症状は良くなることがほとんどですね。